Day GLORYの専属デザイナーであり、数多くのヒット商品を作り続けるTAKAYA ARAI

どこからアイデアが生まれ、何のために新しいデザインを生み続けるのか、そしてこれからどうDay GLORYが成長していくのかを伺いました。

Q.最初に服を作った時、どう感じましたか?

正直「難しいな、全然売れないな」が最初の感想でした。


ーではいきなり厳しいスタートだったと?

まあそうですね、、最初に作った服ってゆうのが、とりあえず流行っているからってゆう安易な考えで、その当時    人気だった柄を使い、サイジングもタイトがブームでしたので、細けりゃかっこいいと思い、とにかくめちゃくちゃ細いサイジングのシャツを作ったんですよ。
でもいざ腕を通してみると、肩も窮屈で、凄く着心地が悪くて、「思わず誰が着れるねん!」ってツッコミいれるくらい細かったんですよ(笑)
その時に、「自分よがりの商品を作っては絶対いけないな」と凄い勉強になりました。苦い思い出なんですけどね(笑)。

ーじゃあその経験が経て、今のARAIがあると

そうですね、その経験を経て、今やカリスマデザイナーになってしまったんですけども(笑)

ーそこ自分で言っちゃんですね!!(笑)

一同(笑)

Q.どうやってアイデアを生んでいるですか?

アイデアに関しては、ハイブランドの新作コレクションから、まだあまり世に知られていないブランドや、ファストファッションまで、全てチェックさせていただいて、そこでまずトレンドの中間を掴むんですよ

ートレンドの中間?それはなんですか?

正直トガりすぎるファッションって、どこで着ていくのかってなりますよね?
かと言ってシンプル過ぎたりすると、物足りなさがある、、、
その間に落とし込めるデザインってのを常に意識してて、ハイブランドとファストファッションの融合をした時に何が生まれるのか?」ってゆうようなアイデアの考え方をあえて言葉にするなら、トレンドの中間をあえて使わせてもらいました。
じゃあ具体的にどうやってアイデア生んでいるのかといいますと、僕はお風呂で入浴中です。
そしてもわ~っとデザインの事を考えると、ビビビッとイメージが下りてくるんですよ(笑)

ー中々そうゆう風にデザインを生む方は珍しいですよ!(笑)

そうなんです、ですので浴室が無くってしまうと、僕はもう服は作れないです。(笑)

Q.デザイナーとして働く上で、喜びを感じる時は?

これは一つです。商品がヒットする事も、もちろん凄く嬉しい事ですが、やっぱり街に出掛けた時に僕が作った服を着て頂いているのを見た時が、やはり一番嬉しいですね。それこそ僕が想像している情景にアイテムがピタッとハマり、自然体で、お客様の生活の一部になっていて、初めてそこで服が生きていると感じる事ができるからです。「あ~僕の作った服、呼吸してるな」って思います

ー鬼滅の刃ですね!

いいえ、全く違います。

ーすいません。

 

次回もバシバシ質問していきます!!


今回は自分の好みや感覚で服は作ってはいけない。
そしてしっかりと【中間】ニーズを捉える

とゆう事を教えていただきました。

確かになにかと物作りも考え方も、ついつい自分の物差しで測ってしまいそうになりますよね。
ただそれって自分の好みを押し付けているだけで、本当に求められている物や答えではないんだなと思います。

それに気づいているからこそ、本物の物作りがあるんだと気付きました。


そして次回は、なんとあの質問を聞いてみたいとおもいます!!!

まだまだインタビューは続きますので、是非お見逃しなく♪

 


CREDIT :ライター AZUMA SHO